こんにちは。スタッフの福井です。思いつきで書きたい事があったので筆を執ります。
子供の頃からずっと思ってました。「誰かわかってよ」って。「わたしのこと、誰か見てよ」って。
私はここにいるんだよ。なんでだれも見てくれないの?私はあなた達のためにこんなに頑張ってるのに、何で誰も私のこと褒めてくれないの?何したらわかってくれるの?どうしたら見てくれるの?何でそんなに怒るの?私が何したって言うの?こんな辛い思いばっかりするくらいだったら、誰も私のこと見てくれないなら、わかってくれないなら、私なんていない方がマシよ。私がいなくなったって、私が死んだって、だれも泣きはしない。すぐ忘れられる。私がいなくなったらこの人たちは笑って暮らせる。だったら、もう死んだほうがマシよ。こんなひとたち、私の家族 じゃない。この人たちなんて信じられない。こんなの、わたしのお父さんじゃない。こんなのわたしの母さんじゃない。こんなの違う。こんなの、私の家族であってはならない。こんなの私じゃない。こんなつらい思いをしてるなんて、そんなの私じゃない。わたしはちがう。今だけ耐えればいいから。我慢しなくちゃ。何があっても誰にも言っちゃいけない。そんな私が抱えたのは、自律神経失調症、神経症、身体性表現性障害、心身症、過敏性腸症候群、うつ、抑うつ、解離性障害(離人症)、アルコール依存症。初めは「ストレスですね」で終わってたのに、ここまで大きくなってしまった。放置は良くないですね。私が放置したのは、私自身でした。ずっと、落ち着けるあったかい場所とパパとママが欲しかった。これを書きながら涙が止まらない私です。無為に怒られない、私らしくいられる誰かの中にいたかった。一人暮らしの家じゃなくて、誰かが いるんだけど、気兼ねなく居られる場所。ゴロゴロしてもいいし、笑っても怒ってもいい。自分らしくあってもいい。甘えたっていい。ここのボランティアスタッフとして来始めたんだけど、スタッフ活動じゃない日も最近来てたりします。甘えに。大事な居場所になってますね。やっと出会えました。ずーっと欲しかった場所。出会えるまでに31年かかってしまいました。願いは叶うも のですね。本当に、ここに来るまで色々ありました。一通りはやったんちゃうかなと思いますが 笑。所長さんの顔見るとホッとするんですよね。なんだろう、実家に帰ってきたみたいな感じですね。心の実家ですかね。生まれ育った実家は何も休まらなかったけど、ここは本当に休まる。 利用生の子たちが甘えたり付き合いが長くなったりする気持ちわかる気がしますね。ずっと居たいと思う気持ち。私、今バイトしてるけど、疲れたらここに来たいなと思っちゃいますもんね 笑。みんなとだべってるだけでいいんです。ゴロゴロして。みんな本当に色んなタイプの子たちが居て、家族みたいな感じがしてるんですね。ここに出会って、今までの自分が報われたような気がします。今までの苦しい自分に別れを告げ、新しくここに出会えたことに感謝しています。オトン (所長さん)、利用生とスタッフのみんな、ありがとう。ここでの出会いを大切に、スタッフとして活動しながら自分も癒されて、生活支援員として生きづらい人たちの支援に携わる仕事に就きたいと思います。
福井あや
出会い
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