EXPO2025開催! 大屋根リングに行こう!

 大阪関西万博がスタートして、早くも2か月がたちました。報道によると、当初心配されていた入場者数は、順調に増加しているようです。とても盛り上がっているようですね。
 かくいう僕は、開始日の一週間後くらいに行ってまいりました。そのころは今ほどの混雑もなく、見たいと思っていたパビリオンを、予約なしでいくつも回ることができて、とても満足な訪問でした。それでも、シンボルである大屋根リングでいえば、北半分のさらに半分くらいしか見て回れなかったので、今回の万博がいかに大規模かを、現地で思い知らされました。

 そうなんです! でっっっかいんです(笑)。特に例の「大屋根リング」、本当に大きいんです!  写真や映像では何度も目にしていたのですが、実物をこの目で見ると、いやはや・・・本当に大きくて、今風にいうと「テンション爆上げ」でした!!  入場ゲートをくぐると、当然目の前にそびえているこの大屋根リング、近づけば近づくほど、その巨大な構造が圧倒的なリアリティをもって目の前にせまってきます。迫力、という言葉ではくくれないほどの、文字通り「迫ってくる」感じでそびえたっているんです。

 そして、実際にリングの下にたどり着くと、その「構造の美しさ」に、これまた圧倒されます。最初に思ったのは「清水寺の舞台みたいだなぁ」ということです。僕は京都に住んでいるので、木組みの構造物、というと一番に「清水の舞台」を思い起こしてしまうようなのですが(笑)、要はあの舞台の構造が、ずーーーーーーーーっと向こうまで続いているんですよ・・・思わず息をのむ壮大さなのです。  リングの高さもたいそうなもので、20mと数字で聞くよりも、実際に見上げてみた時の感覚が「高い」ことを実感させてくれます。上に登れる大屋根、というイメージで勝手に「たいしたことないだろう」と想像していたのですが、横に長大なのと同じく、上方向からもその巨躯が迫ってくるんです。

 その「屋根」に上るには、階段をのぼるか、エスカレーターを利用するか、エレベーターで上がるかの方法があります。体力に自信があるなら、ぜひ階段を利用して、その高さを「体感」することをおすすめします・・・僕はエスカレーターでのぼりましたけどね^^;  屋根の上は遊歩道になっていて、内側の下段と、外側の上段に分かれています。上段と下段はスロープでつながっていますが、どこからでも行き来できるわけではなく、特定の場所からスロープでのぼりおりする構造なので注意です。  リングの上から見る万博会場は、地上をうろうろするときのにぎやかさとはまた違って、リング内にある様々な形・色・特徴の国際パビリオンがひしめく、まさに「万国博覧会」にふさわしい景観です。ひとつひとつのデザインに、その国独自の趣向が凝らされていて、時間を忘れていつまでも眺めていられます・・・いや、パビリオンの予約時間があるので、いつまでもいられるわけではないのですが。

 大屋根リングの全周は2キロもあるそうで、体力のない僕は半分も歩けませんでした。でも、次に万博会場に行ったときは、絶対に踏破してやろうとたくらんでいます。リング上の遊歩道にはお花が植えられていて、季節によってさまざまな花に入れ替えられるそうなので、来るたびにちがう雰囲気を楽しむことができるようです。

 と、大屋根リングの話ばかりしてしまいましたが、今回の万博は、前評判以上に興味深く、楽しめました。すこしでもご興味あるならば、ぜひ会期中に足を運んでみてくださいね。
 最後に、人混みが苦手、という方に。濃いめのサングラスをかけてみましょう・・・いや、冗談じゃなくて^^; こちらの目線が相手に見えない、というのは、割と安心感につながるものです。怪しい見た目になりすぎないように気を付けて、ちょっと試してみてね^^

万博のガイドブックはこちらからどぞ。

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HinamotoTomoki

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