2023年6月24日の投稿を再編集して投稿しています。
2023年6月24日 当ブログ投稿内容
心理面の支援活動も京都教育サポートセンターは行っています。
その支えることによって、培っていきたいものの一つに「自己肯定」があるかと考えています。
特定非営利活動法人京都教育サポートセンターは
ベースとしては「不登校」「ひきこもり」「学校中退」などになった・経験した
方を中心に支援していますが、支援していくうえで必要なことは
心理面の支え、だと思っています。その支えができていくと社会の中で
歩んでいける一歩につながりやすいんじゃないかと思います。
さて、自己肯定・・・というと難しいとらえ方もする人もいそうですね。
そして、しんどい状態の時によく言われることは「自己肯定感」を得ることを目指しましょう
とか言われますよね。
この「自己肯定」ですが・・・・
特に大きな成功体験などでなくてよいのです。
自己肯定=自分の感じ方捉え方を肯定の方にとること
ができればOKです。これの延長は「プラス思考」という
ものにもつながります。
物事の「良い」「悪い」「正しい」「間違い」は実は「結果」の話です。
なので「良かった」「悪かった」「正しかった」「間違っていた」が正しい言葉。
そして「正しかった」「間違っていた」を含め、
起こった出来事は同じでもそれを「良かった」のか「悪かった」のかは
その人がどちらに取るのか、でも変わることも多いです。
そしてこの「良かった」「悪かった」は混在する(どちらもある)ことも多いはず。
しかもこの混在はまさに人それぞれで「良かった」割合「悪かった」割合も異なり、
結局は曖昧でしかないものになるんだと思います。
(すべてが曖昧では厳しいものに対しては「ルール」「法律」などで
事前に「正しい」「間違い」を決めているわけですね)
すると・・・意識として「良かった」方を考えるようになって行ければ
「自己肯定」感に向けた一歩の意流れになるんじゃないかと考えます。
「楽観」とまで行く必要はないけれど
物事を「良かった」要素を意識してとらえていくことを目指していきましょう。
その先に・・・自分の中の「自信」につながっていくんじゃないかと思っています。
そしてそれを私個人としては伝えて関わってサポートしていくことをしたいと思います。
南山勝宣(京都教育サポートセンター 理事長)

みなみやま かつのり

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