2020年9月号 ゆっ歩通信 「どうなる」ばかりを考えず「どうする」を考えることを増やす

「どうなる」ばかりを考えず「どうする」を考えることを増やす


 心理的にしんどくなると多くの人から聞かれるのは「これからどうなるんだろう」とか「今後がどうなるか先が見えない」とか「どうなる」要素の話です。
 「どうなる」は僕の言い方では「展開予想」であり、他者や社会要素や究極運とか自分ではどうにもできないファクターを中心とした思考であるのでこれがしんどい方向に意識していくとどうにもならなくなってはまっていく気がします。

 つまり「どうなる」かはわからないけれど「こうなってほしい」「こうなると信じたい」結果に向かって「どうする」かが大事であり、実行した上の結果を受容して次の「どうする」につなげることをしていきたいと思います。考える→決める→実行する→結果を受容する→結果をもとに次の実行を考える→決める→このサイクルですね。

 占いがいつの時代もずっとある、そして時には歴史の上で重要なファクターを担ったりするのはこのどうにもならない「展開予想」を少しでも確たるものにしたいという思いのところかなと思います。
 「どうする」を決めるために用い、ただ「運がいい」「運が悪い」で終わらずその日「どうする」を決める材料の一つ(決して占いに頼れという話ではありませんよ)にして日々生活することが大事なのかなと思います。

 しんどい時にはこの「どうする」が出てきにくくなっているのを何とかして出せて、実行できるようにサポートしていきたいですね。

〈南山 勝宣〉

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