2021年9月号 ゆっ歩通信 「円滑・平和な心理での生活を継続するための一助として」

「円滑・平和な心理での生活を継続するための一助として」

私の考えるものを提示しておきます。

「1つに決めつけた捉え方・考え方をしない」

特には人間関係です。他人の価値観は自分と同じところもあれば違うところもある。よく考えれば当然と思われるかもですが、その割には他者の行動に関してこうしたら絶対こうなる、みたいなことを言う人や言っちゃうことありませんか?

自分の経験値(行動した結果が良かったものや悪かったものの積み重ねたもの)は他者にも当てはまるかどうかはわかりません。かといって全部が五分五分でもなく、9割・1割のような確率・割合の部分で自分の考えと同じ結果になりやすい、はいろいろあるでしょう。

そして、そのようなものは大抵思った通りの結果になるのが当然ほとんどですが、それでも違う可能性も見ておく癖をつけていければいわゆる「あり得ない」という結果が減ってくるし、トラブルの場合はあり得ない(本当はあり得にくい)トラブルにも対処ができるかもしれません。

「たぶんこうなる」はあっても「絶対こうなる」を決めつけていかないようにするのは一つのポイントかなと思います。今回そこに焦点を当てた話でした。

追記

結果を「信じる」ことと「決めつけること」は違います。「信じて」結果を求めるためにいろいろする、努力することはとても大事です。その確率がたとえ低くても努力なり、頑張るなり、工夫なりで低い確率を上げる・高い確率でもほぼ100に近づけることは大事です。

逆に「決めつける」はあまりよくない結果を想定するときに使われやすいように思いますが、「やったってそうならない」と決めつけて何もしないばかりでも進歩がないかなと思います。「やるだけやる」なんてことをちょっとずつでもやっていければその段階では結果的にダメだったとしても、やったこと自体、努力したこと自体は先にはまた別でプラスになって返ってくると「信じて」全部でなくてもいいから実行行動していきたいかなと思います。

(南山 勝宣)

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